中国通関当局が発表した最新の統計によると、同国の7月古紙輸入量は6月の堅調推移から縮小する展開となった。7月の古紙輸入量は合計で前月比7.9%減の約221万トンとなったとしている。7月の古紙輸入量が減少したのは、5月時点での需要低迷が原因とみられ、同月に大口ロットの価格下落につながったとしている。結果的に、7月に港到着分のOCCは前月比4.0%減の約134万トンとなった。一方、新聞古紙も前月から1.3%減少して424,573トンとなっている。また、雑古紙はもっとも大きな落ち込みで、前月比17.6%減の387,557トンとなった。7月の古紙輸入量約221万トンは前年同月の約280万トンと比較すると21.3%の大幅な落ち込みとなった。
8月30日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ