永久閉鎖となった米国Lincoln Paper社とそのティッシュ有限責任会社の工場に於いて、アスベストと地上毒素の除去作業に約1千6百万米ドルの経費が掛かることが分かった。Sevee & Maher Engineers Inc.の技術者が9月に同閉鎖工場の38の建屋を検査したところでは、緊急の対応が求められるレベルの健康や環境に危険がおよぶ状況ではなかった、とメイン州環境保護当局の局長が語っている。ただし、今回発見された最悪の公害物質は、発がん性のあるアスベストであったとしているが、技術者によると建屋内に微量のポリ塩化ビフェニール、鉛系のペンキに加え蛍光灯やPCのスクリーンに若干の汚染がみられたとしている。
12月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ