米国の12月のコンテナーボード市場は、通常ホリデーシーズンを迎えて全体的に産業が一服状態となる現在も引き続き驚異的に需給逼迫している状況で、市場関係者によると、原因はカートンの出荷や昨今のコンテナーボード供給削減が予想を越えていることにあるとしている。一般的に、在庫量が不足していることに加え、工場の納期は4週間、場合によってはそれを越えるなど、製函工場はほぼ年間を通して非常に多忙を極めている模様。複数のコンテナーボード・メーカーが宣言していた最大トン当たり$50から少なくとも$40の値上げを実行しており、依然2~3のメーカーは少数のスポット顧客向けに満額の値上げ交渉を試みている。
12月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ