米国ファイバー・ボックス協会が公表した最新の統計によれば、同国の2016年カートン出荷量累計は前年比2.1%増加して3千7百64億平方フィートとなり、2008年~2009年の大不況から復活した2010年以降の6年間では、最大の上昇率となったことが分かった。ただし、2016年は出荷日が前年より1日多かったことを換算すると、実質的には1.7%増であったとしている。昨年のカートン出荷量は、年間0.5%減となった非耐久消費財の生産が不調であったにもかかわらず、8月に力強さがみえ始めてきていた。一方、カートン出荷量の週平均ベースに関しては、第1四半期が前年同期と同様に推移、第2四半期が前年同期比0.5%増、第3四半期が同1.7%増、第4四半期には同4.8%増となっていた。
2月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ