オーストリアのPrinzhornグループ傘下のHamburger Containerboard社は、パルプ価格の高騰が続く中、同社で生産する再生コンテナーボード1万トン分の減産に踏み切ることが分かった。同社関係者によれば、3月下旬から4月上旬にかけて同社のオーストリア工場、ハンガリー工場で商業上の休転に入るとしている。更には、再生用の古紙価格上昇は「極めて不健康」であるとしており、またパルプ価格高騰のスピードも速過ぎる状況で、再生コンテナーボード用途としての原料価格の限度を越えていると主張している。
3月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ