スウェーデンのBillerudKorsnas社は、同国Gruvonに位置する同社工場のセミケミカル・パルプ生産ライン上の蒸解釜に於いて深刻な故障に直面していたが、既に問題は解決されたことが分かった。現在、パルプ・ラインと段繰りライン6号機は、正常運転に戻っている。故障による金利・税金・償却前利益への影響は、保険での補填を含めて2千5百万スウェーデン・クローネと試算している。同社のCEOによれば、今回の故障による影響は、工場での非常に効果的な対応のお蔭で最小限にとどめられ、生産活動は比較的迅速に再開することができたとしている。そして、現在、同社は配送不足と顧客関係の面での間接的な損害を極力最小化しなければならないと付け加えた。
5月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ