ブラジル森林産業協会が公表した最新の統計によれば、同国の4月の紙生産量は合計で879,000トンで、前年同月比3%増となった。また、国内での紙販売量は前年同月比4%増の439,000トンであった。一方、同国4月の紙輸出量は同9.5%増の173,000トンとなったが、輸入量は同13.6%減の57,000トンであったが、消費量は前年同月と同様レベルで763,000トンとなった。1月~4月の紙生産量累計は、前年同期比2.2%増の約340万トンとなったが、同時期の消費量は同4.2%増の約300万トンであった。しかしながら、現在進行中のトラック・ドライバーのストライキが原因で、5月下旬にいくつかの紙パルプ工場が休転状態となっていることで、今年の第2四半期の数字に影響がみられる可能性があるとしている。
5月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ