日本製紙はこのほど、6面体スリム形状でアイキャッチ性、ハンドフィット性を向上させた新形状のチルド用液体紙容器『NP-PAK Rock(エヌピーパックロック)』を発売する。
『NP-PAK Rock』は、従来のチルド用液体紙容器にWindow Panel(メッセージパネル)を2コーナー設けることで、店頭でのアイキャッチ性を向上させた。製品の差別化を図り、特徴をPRするのに最適な容器となっている。また、従来品に比べ容器本体を5㎜スリム化し、左右どちらの手にもフィットする形状にした。注ぎやすさと再封性を追求するため口栓を標準仕様としており、口栓は中蓋をなくして開けやすくしたワンステップオープニング方式の軽量タイプを採用。容器容量は450mlと900mlの2種類を揃えた。
また、『NP-PAK Rock』は四国化工機製Fシリーズ充填機(UP-F07、UP-F14)に対応しており、新容器と従来形状容器の兼用運転や口栓有無、容量サイズが選択可能。ユーザーは、設備投資リスクを抑えながら製品ラインアップを広げられる。
日本製紙は、「カートン、充填機、メンテナンスの三位一体のシステム販売を展開し、最適なサービスと新しい製品の提案を行っていく」と述べている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/7号」より