WWFジャパン(世界自然保護基金ジャパン)は王子ホールディングスの協賛を得て、西町インターナショナルスクール・堀井清毅教諭監修のもと、森林認証制度FSCをテーマに、子どもたちがオリジナル絵本を制作する「WWFジャパン森林絵本コンテスト」を開始した。
「WWFジャパン森林絵本コンテスト」は、森林減少の問題やWWFが推奨する森林認証制度FSCについて、コンテスト参加校で授業を行い、その後子どもたち自身が自ら調べ、学習し、学んだことを絵本にまとめ発表するという環境教育プログラム。
日本は欧米諸国に比べFSCの認知度はまだそれほど高くないものの、FSCマークがついた認証製品は身の回りに増えつつある。WWFジャパンでは、子どもたちにFSCマークとその意味を理解してもらうため、2015年から同コンテストを開催している。
今年の参加校は、幕張インターナショナルスクール、New International School of Japan、Nishimachi International School、The British School in Tokyo、Tokyo International Schoolの計5校。各校へWWFジャパンと王子ホールディングスから講師を派遣して学習の機会を設け、11月25日まで作品を募集する。優秀作品には①最優秀賞 ②WWFジャパン賞 ③王子ホールディングス賞が授与され、これらの優秀作品は、12月8日から開催される「エコプロダクツ展2016」の王子グループのブースで紹介される。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/21号」より