大王製紙は、子育て世代の社員の支援を目的に、4月から家族手当を見直し、配偶者手当を廃止する一方、子女手当を増額および支給期間を延長する「子女教育手当」を新設した。
同社はこれまでも、「GOO.N子育てサポートプログラム」などを通じて、社員への育児支援を拡充してきた。夫婦共働きが増える中、配偶者手当の支給意義や教育費用の負担増などの背景も含めて検討した結果、今回の見直しを決めたもの。手当の概要は次記の通り。
【現行】▽名称:家族手当▽手当額:配偶者1万4,000円、子女一人につき4,000円(18歳未満)
【改定後】▽名称:子女教育手当▽手当額:子女一人につき1万2,000円(22歳到達年度末まで)
無担保社債を発行
大王製紙はこのほど、第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)を発行した。同社の無担保社債発行は約5年半ぶり。発行総額は150億円、償還年限は5年で年率は0.42%。手取金は金融機関からの長期借入金の返済資金の一部に 充当する予定。
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/17号」より