＝小津産業＝

1Qは減収減益

　小津産業は、2019年5月期の第１四半期決算（18年6～8月）を次記の通り発表した。以下、連結、単位100万円、（　）内は対前年同期増減率。

〔第１四半期〕

　売上高 10,278 （△1.5％）

　営業益 220 （△24.7％）

　経常益 249 （△21.2％）

　当期益 171 （△26.1％）

〔通期予想〕

　売上高 41,500 （2.6％）

　営業益 650 （△17.7％）

　経常益 690 （△17.8％）

　当期益 470 （△23.2％）

○不織布事業…エレクトロニクス分野は自動車関連用途の電子部品・デバイス産業向けが好調で、増収増益。メディカル分野は歯科向けと衛材メーカー向けが振るわず、売上高はほぼ横ばい、利益は微減。コスメティック分野は国内市場向けが増加し増収増益。グループ各社の状況については、小津（上海）貿易有限公司は減収ながら利益はほぼ横ばい、ディプロは売上高が微減で利益はほぼ横ばい、日本プラントシーダーは減収減益。これらの結果、事業全体の売上高は前年同期比＋0.4％、セグメント利益は同△13.5％。

○家庭紙・日用雑貨事業…取引先商流の変更などにより、売上高は前年同期比△2.6％、セグメント損益は前年同期の100万円から赤字化して△3,500万円となった。

 

＝大石産業＝

業績予想を下方修正

　大石産業はこのほど、5月に公表した2019年3月期第2四半期（18年4～9月）の業績予想を次記の通り修正した（連結、単位100万円、前期は実績値）。

前回 今回 前期

売上高 9,500 9,250 9,038

営業益 500 380 685

経常益 630 490 782

当期益 440 310 571

　売上高はほぼ堅調だが、利益面は原燃料価格上昇などの影響が大きく、前回予想を下回る見通し。

　

株式会社　紙業タイムス社　「Future１１/５号」より