日本パレット協会は去る5月28日、東京都内で第7回通常総会と懇親会を開催した。懇親会に先立ち登壇した山﨑和彦会長は、通常総会が無事終了したことを報告。さらに本年度は2年に一度の役員改選が行われたため、常務理事以上の新役員を壇上に招き、参加者の面前で紹介した。
続いて、国交省の相川航・総合政策局国際物流課物流渉外官が来賓を代表して祝辞を述べた。相川氏は、パレットをはじめとする物流資機材の標準化およびリターナル化が長らくテーマであるとしたうえで、中国天津において初めて専門家会合を立ち上げるとした。これを機に日ASEAN間や日中間で、物流資機材のリターナル化・標準化を推進するための課題認識や問題の共有化を図っていくと説明。引き続き協会と手を携えて、物流資機材などの標準化推進を図りたいとした。
株式会社 紙業タイムス社 「Future6/26号」より