原燃料価格や物流経費の上昇を受けて、王子製紙と大王製紙が印刷・情報用紙の値上げを発表した。両社とも、自助努力のみではコストアップ分を吸収しきれず、「安定供給体制確保のため」として、値上げへの理解を求めている。
○王子製紙…2019年1月1日出荷分より印刷用紙全般(上質紙、塗工紙、微塗工紙ほか)を20%以上、情報用紙全般(PPC用紙、フォーム用紙ほか)を10%以上値上げ。
○大王製紙…2019年1月1日出荷分より、印刷用紙全般を20%以上、情報用紙全般を10%以上値上げ。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/19号」より