大王製紙はこのほど、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」に準拠した「大王製紙グループ人権方針」を策定した。また8月には、人権保護に関する原則を定めた「国連グローバル・コンパクト」の趣旨に賛同し、署名している。
「大王製紙グループ人権方針」では、具体的な取組みとして次の6項目を掲げている。
①法令遵守の徹底
②人権デュー・ディリジェンスの仕組み構築
③救済(人権に対する負の影響を引き起こした場合などは、その救済に取り組む)
④教育(社員・役員への研修など)
⑤対話・協議(人権に対する課題についてステークホルダーとの対話の機会を持つ)
⑥情報開示
マスクJIS適合番号を取得
大王製紙は、厚生労働省と経済産業省がマスクの日本産業規格(JIS)を制定したことを受けて、『エリエールハイパーブロックマスク』と『エリエールサージカルマスク』の両シリーズで、それぞれ一般用マスクおよび医療用マスクの規格「JIS T9001」の適合審査を通過し、適合番号を取得した。今後、対象製品を順次、適合表示を記載したパッケージに切り替えていく。
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/18号」より