ナカバヤシは、東証の新市場区分への移行に当たり、プライム市場上場維持基準の適合に向けた計画書を作成し、プライム市場を選択する申請書を東証に提出した。
同社のプライム市場上場維持基準への適合状況は、株主数、流通株式数、流通株式時価総額、流通株式比率は基準に達しているものの、1日平均売買代金は、基準の0.2億円に対し0.13億円となっており(一次判定時)、基準を下回っていた。計画書では、0.2億円の達成に向け、「企業価値向上施策」と「IR施策」について、次のようなプランを提示している。
◎企業価値向上施策…目指すべき姿の明確化、連結子会社「国際チャート」の完全子会社化、第3次中計「add+venture70」の確実な実行
◎IR施策…代表取締役自らが投資家と直接対話する場の充実、ウェブサイトでの情報開示、SNSを活用した企業ブランド強化など
株式会社 紙業タイムス社 「Future1/17号」より