紙の博物館(東京・王子)では、3月19日から5月15日まで、企画展「紙わざ大賞特別展 in 紙博」を開催中。ペーパーアートのコンペティション「紙わざ大賞」の歴代入賞作品の中から、厳選した作品を展示する。
2021年に第30回を迎えた「紙わざ大賞」は、ペーパーアートのコンテストとしては最も古く、クリエイターや学生、クラフト作家などの登竜門としても知られている。紙が使用された作品であれば平面、立体などの形態は問わず、使い方も自由という条件のもと、毎年、全国から数百点の作品が寄せられており、使用される紙はファンシーペーパーをはじめ、新聞紙、段ボール、和紙など多種多様。紙ならではの作品もあれば、本当に紙でできているの?と驚かされる作品もあり、ペーパーアートの可能性は年々広がっている。同展では、そうした「かみわざ」の世界を紹介するほか、5月4日(祝)には子どもを対象としたワークショップ「紙で楽しむこどもの日」も開催する。
【紙の博物館】▽東京都北区王子1-1-3(飛鳥山公園内)▽開館:10:00~16:00(入館は閉館の30分前まで)▽休館日:月曜(祝日の場合は開館)▽入館料:一般400円/小中高200円(障がい者、団体など割引あり)▽URL:https://papermuseum.jp
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/25号」より