日本テトラパックはこのほど、植物由来素材であるサトウキビを使用したキャップ付小型紙容器『テトラ・プリズマ アセプティック容器 330 ドリームキャップ26』が、森永乳業の『リプトン 無糖ストレートティー』と『リプトン ジャスミンティー』に採用されたと発表した。
茶系飲料は国内の飲料カテゴリーで最も消費量の多い約26%を占める。植物由来素材のキャップ付小型紙容器が無糖紅茶に採用されるのは国内初で、日本テトラパックはこれを機に紙容器の採用拡大を目指す。
同容器は、持ち運びやすさ、適量なサイズ、環境優位性から評価が高く、同社によれば昨年は過去最高の売上げを達成した。野菜・果汁系飲料だけでなく、オーツミルクやアーモンドミルクなどの植物性飲料、コーヒー飲料やミネラルウォーターにも採用され、カテゴリーを広げている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/30号」より