丸住製紙は6月21日(火)から、独自の化学変成技術を用いて開発したCNF『ステラファイン』の商品化プロジェクト第1弾を、“アタラシイものや体験の応援購入サービス”「Makuake」(クラウドファンディング)で販売開始した。
プロジェクト第1弾の製品は、『ステラファインハンドジェルミスト』。「CNFの新素材感を感じられる製品」をコンセプトに、手軽に使えるアルコール配合の香り付きハンドジェルミストを開発した。ジェルのべたつきやミストの液垂れを、『ステラファイン』の保水性や粘性がカバーし、スプレーするとトロトロなのに馴染ませるとサラサラとした感触で、新感覚の使い心地が特徴的なハンドジェルだ。香りは「YUZU」と「TREE」の2種類。
【プロジェクト概要】https://www.makuake.com/project/stellafine/
丸住製紙は2021年にCNF開発センターを創設し、生産技術の確立とともに『ステラファイン』の用途開発を進めている。商品化第2弾についても現在検討中。
印刷・情報用紙を値上げ
丸住製紙は、8月1日出荷分から印刷・情報用紙を値上げする。上げ幅は15%以上。
昨年11月の価格改定以後、ウクライナ情勢の影響で原燃料価格が急騰し物流コストも上昇している。急激な円安もあって収益はさらに悪化しており、同社では「事情をご賢察賜りたい」と再値上げへの理解を求めている。
【対象品種】▽印刷用紙(中下級紙、上質紙、微塗工紙、塗工紙)▽情報用紙(PPC用紙)
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/4号」より