中国の大手製紙メーカーである太陽紙業グループが山東省Yanzhou市にある同社最重要生産拠点に新たに年産30万トンの軽量非塗工印刷・筆記用紙の生産ラインを立ち上げる模様。既に同プロジェクトは5月初旬に地方当局の認可を得ている。同社は新ラインの為に当初同地に建屋を新設することを検討していたが、現状、既存の建屋内の老朽化した小規模ラインなどを廃棄してスペースを作る予定である。生産する米坪は80g以下で、パルプ配合率は機械パルプが80%まで、残りは化学パルプとなる。このプロジェクトへの同グループの出資額は約8億5千万人民元、来年早々に着工、工期は18ヶ月を見込んでいる。
5月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ