河南省Luohe市に位置する河南Yinge Industrial Investment社は、未晒印刷・筆記用紙年産22万トンの生産能力を有する同社工場の生産を停止した。但し、現時点で資産や工場跡地などを今後いかに清算するかについて現地当局との合意には至っていない。既に10月頃、工場従業員が一斉に建屋を離れ、同社が目論む余剰人員の再配置計画に抗議するなどの事態が起きていた。1967年に設立され、この地を本拠とする同社は長く同地有数の紙パルプ・メーカーとして操業していた。同社は河南省と四川省にも別の工場を保有しており、多品目の紙パルプを合計年産70万トンを生産しているが、昨今激化する市場競争と厳しい財政状態に悪戦苦闘してきた。
12月11日RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ