最新の産業統計によれば、今秋の米国カートン出荷は例年の秋需シーズンにもかかわらずに盛り上がりが見られない。工場稼働率は96%で、在庫は依然高水準にとどまっている。市場関係者は市場全体の様子を評して、わずかな注文に販売者が群がっている状況と表現している。ただし、市場関係者の多くは今年春先の新たな市場参入者の登場による100%古紙再生分野での価格崩壊以降、東部地区ではコンテナーボード価格は低位安定が続いていると語っている。
9月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ