山東晨鳴紙業ホールディングス(晨鳴HD)は広東省湛江市の同社工場に印刷・筆記用紙年産19万トンの中古ラインを導入する。既にラインの設置工事は先週開始されており、2015年の前半にも稼働を予定している。当該ラインは吉林省の延辺朝鮮族自治州に位置するShixian Bailu社(YSBP社)から移設されるもので、これまで新聞用紙年産18万トンの生産能力があった。晨鳴HDとYSBP社は昨年資産交換契約に調印しており、本件は前者が当該ラインの取得、後者は晨鳴HDが保有する延辺晨鳴の株全てを取得することが条件となっていた。広東省の同工場には、この他に新聞用紙ラインを改造し年産20万トンの上質紙生産ラインがあり、加えてLBKP年産85万トン、上質紙年産65万トンの生産能力がある。
11月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ