米国森林紙製品協会が発表した最新統計によると、2014年の米国の紙・板紙生産量累計は前年比1.2%下落して7千9百48万トンで、4年連続で減少した。紙の生産量が約100万トン減で、前年同期比5.4%減って3千60万トン。インターネットや携帯電話の普及に合わせ、印刷用紙の需要が減少したことによるもの。一方、板紙の生産量は好調なコンテナーボード市場が牽引役となって、前年同期比1.5%増加の4千8百88万トンとなった。そのコンテナーボード生産量は、2013年および2014年に新設もしくは改造された設備が新たに動き出したことで、同1.8%増えて3千5百35万トンとなった。
2月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ