英国のマンチェスター大学の科学者は、このほど樹木をこれまでより大きく且つ速く成長させる新たな方法を発見した。これによって、再生可能な資源供給の増量が見込まれ、しかも気候の変動による樹木への影響に適切な対処が出来ることになるとしている。科学誌に掲載された内容によれば、同大学の研究チームは樹木をいかに速く大きく育てるかという課題に対し、ポプラの木の2つの遺伝子をコントロールすることに成功したとしている。指導する教授によれば、どの種類の木がどの程度成長するかは、植物組織内の細胞分裂の速さによって決まるもので、その速さを更に加速できる2つの遺伝子を識別できたことで、通常の成長スピードを超えることを可能にするとしている。
4月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ