ブラジル森林産業委員会が発表した最新の統計によれば、同国1月の晒ユーカリパルプ輸出量は前年同月比4.4%増加して919,000トンとなったとしている。また、1月同国のユーカリパルプ生産量は同9.2%増と大幅に数字を伸ばし、約140万トンとなった。ブラジル通貨レアルの下落によって輸出金額も追い風を受けており、前年同月比16%増の$4億9千2百万に到達した。そのうち中国向けは同13.6%増の$1億8千4百万と好調であったものの、欧州向けでは同2.8%減の$1億7千5百万に終わった。北米向けは13.3%増で$5千1百万、アジア・オセアニア向けは前年同月比約2倍に激増の$5千9百万、中南米向けは同250%増の$2千1百万となっている。
2月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ