ブラジルの晒ユーカリパルプ・メーカーであるEldorado社は、このところ市場での需給が緩んでいることに対抗し、当初11月に実施する予定であった定期保守休転を前倒しして5月2日より開始すると同社代弁者が語った。年産170万トンの生産能力を有する同国中西部の同社Tres Lagoas工場は同日より10日間の休転に入る見込み。市場関係者によれば、ここ数ヶ月の需要低迷により同社の在庫レベルは増加傾向にあるとしている。また、晒ユーカリパルプの需要は中国の春節休暇以降は回復をみせ始めているが、同社は11月までに購買意欲は更に上昇するであろうと予測している。
3月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ