EU域内で2014年の1年間に生み出された都市廃棄古紙は1人当たり475トンで、2002年の527トンから約10%減少したことが分かった。2007年以降は、EU域内でのこの数量が順調に減少をみせ、1990年代半ばの数字を下回るレベルとなっている。2014年排出された475トンの古紙のうち、465トンは適正に処理されており、以下の異なった処理方法が取られている:28%は再生用途、同じく28%が埋め立て用途、27%が焼却、16%が堆肥化となっている。またEU域内に於いて再生に向けられるものと堆肥化されるものの全体に占める割合は着実に増加を辿っており、1995年の17%から2014年の44%まで上昇しているとしている。
3月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ