アイルランドを本拠とするSmurfit Kappa社が、軽量テストライナーと中芯原紙生産に於ける最大運転スピードを分速700m、日産数量を350トンに引き上げる為、コロンビアBarbosa工場の1号機改良に乗り出すことが分かった。同工場は、生産ライン1機のみを保有しており、現状では抄き幅3,200㎜、生産スピードは分速450mで、生産能力は年産8万2千トンである。同工場関係者によると、投資総額は約2千8百万米ドル、2017年第3四半期に稼働を再開する計画としている。今回の改良プロジェクトの中心は、消費エネルギーの削減、機械安全性・品質・生産効率の向上に加え、年産能力を40%大幅に引き上げることであるとしている。
8月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ