EURO-GRAPHが発表した最新の統計によれば、7月の欧州コート紙と上質紙の出荷量は前年同月比で再び減少傾向となったことが分かった。7月の欧州コート紙出荷量は前年同月比15.8%大幅減の471,000トン、そのうち欧州域内での出荷量は同14.1%減の368,000トンであったが、欧州域外への輸出量も前年同月から21.3%激減の103,000トンであった。一方、7月は上質紙も同8.3%減の582,000トンへ数字を減らし、そのうち欧州域内への出荷量は同11.6%減の459,000トンと数量を減らしたが、一方、欧州域外輸出向けも同6.7%減と数字を落として123,000トンとなるなど、7月のコート紙、上質紙出荷量は国内出荷、輸出向けのいずれも前年同月比で下降傾向となった。
9月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ