カナダKruger社のケベック州Trois-Rivieres工場ライナー・ライン10号機の改造が、当初のスケジュールおよび予算に沿って順調に進捗していることが、11月3日に催された同社の記者会見で明らかになった。その席上で、同社は工期20ヶ月以上で50万人時を投入するこの大規模プロジェクトの建設現場の舞台裏を説明した。予定通り2017年5月で改造が完了すれば、それ以降、同工場は100%再生LWCに加え、昨今世界中および北米でも需要が伸びている高強度ライナーの生産をスタートさせる見込みとしている。2015年9月にKruger社とケベック州政府との共同声明があり、このプロジェクトは既に現地の80を下らない事業を巻き込んで、同州とMauricie地方へ大きな利益をもたらしているとしている。
11月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ