フィンランドのStora Enso社Veitsiluotoパルプ工場で、今朝、硫化水素ガスが漏れ出したことで従業員が一部非難する事態となっていたことが分かった。この事故で従業員5人が被害を受けた一方、パルプ生産へは数時間影響が出たとしている。同社代弁者によると、パルプ工場のごく限られた場所で避難が実施されたが、事故当時はガスを含んだ空気を一刻も早く建屋外に排気することに集中したとしている。今回の事故は、悪臭ガス集積システム上の修復部で発生したが、現在パルプ・ラインは既に稼働を再開しており、同システムも正常に作動している。一方、紙生産ラインには影響がなかった。
11月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ