今週RISIへの情報提供者が語ったところによると、6月以降、中国への雑古紙輸入が禁止となることが有力となっていることが分かった。この方向性は、同国の年産20万トン以下の小規模工場に最初に影響を与える可能性がある禁止措置となるとの議論もあった。今週は報告書を確認することはできなかったものの、市場参加者は今後6週間以内に中国政府から発せられるであろう可能性を慎重に検討したとしている。昨今の同国National Sword計画の立ち上げは、いわゆるGreen Fenceの取り組みとして2013年2月に始まったものと同様に、輸入された雑古紙の集中的な検査を再び求めている。National Swordでは、雑古紙の中に禁止物は1.5%混入までにとどめることを要求している。しかしながら米国輸出関係者によると、先月は中国へ輸出した雑古紙に平均3%から5%の禁止物が含まれていたとしている。
4月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ