ロシアのSegezhaグループが、同国SiberiaとKareliaの2つの地に2つのパルプ工場を新設することで、中国のCAMC Engineering(CAMCE社)と、このほど戦略的合意書を取り交わしたことが分かった。同社は、2017年9月30日までにこの2つのプロジェクトへの詳細な計画を練り上げることになっている。同国ビジネス紙によれば、Siberiaの工場はKranoyarsk地方の同社LesosibirskLDK製材工場に位置し、将来的に年産50万トン~70万トンのN材パルプ、ビスコース・パルプ生産能力を持つことになるとしている。一方、Kareliaでは同社は年産45万トンのパルプ工場建設計画を進めており、生産されるパルプは自社のパッケージング紙用途に使用されることになる。
7月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ