PPPC(Pulp and Paper Products Council:紙パルプ製品評議会)が発表した最新の統計によれば、3月の世界市販パルプ・メーカーの出荷量合計は前月の約395万7千トンから17.6%急増の約465万4千トンとなった。また、前年同月の約454万1千トンからも2.5%増加での推移となった。また、設備稼働率は前月2月の90%から96%へ上向いた。出荷量の内訳をみると、3月のNBKP出荷量は前月の約182万1千トンから約202万トンへ数字を押し上げ、LBKP出荷量でも前月の約200万5千トンから約246万9千トンへ大幅増加となった。一方、3月末の世界全体の市販パルプ・メーカー在庫量は、37日分(NBKPは31日分、LBKPは43日分)で推移、ただし前年3月より4日分増加となっている。
4月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ