イタリアの段ボール原紙生産者協会(GIFCO)がプレスリリース上で公表したところによると、2017年イタリアの段ボール・シート生産量合計が前年比1.9%増加して380万トンとなったことが分かった。同協会によると、同協会メンバー企業全体で同年は合計40億ユーロの収益となったとしている。GIFCO会長によれば、過去5年間、この業界は一定の成長を見せており、2007年から2012年の危機から脱し段ボール・シートの経済回復を強化したとしている。更に、この前向きな傾向は、段ボール・シートがイタリア産業にとって重要な媒体であり、オンラインで購入された商品を発送する為の好ましい包装であることを示しており、同国輸出の拡大と「Made in Italy」製品の競争力に不可欠な役割を担っていると語った。
5月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ