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紙の業界ニュース

2014/11/18

=凸版印刷=セブン&アイPBで間伐材使用の紙製容器

 凸版印刷は、木材の生産地から容器生産までトータルに管理し、間伐材マークの認証取得にも対応した間伐材使用の紙製容器を開発。第1弾として、セブン&アイ・ホールディングスが発売するPB商品『セブンプレミアム生きて腸まで届く乳酸菌入りのむアサイー&バナナヨーグルト』と、『セブンプレミアム春雨スープ(ワンタン、かきたま、坦々麺味)』の容器として採用された。
 この容器には、セブン&アイとセブン・イレブン記念財団が2012年6月から開始している、「セブンの森プロジェクト」などから得られた間伐材を10%以上使用。セブンの森プロジェクトとは、日本の森林を育成し国産木質材の利用を促進するプロジェクト。森林所有者と5年間の協定を結び、「セブン&アイの森」として森林整備活動を行っている。今回の紙製容器では、「セブンの森」で伐採した間伐材を、凸版印刷の徹底したトレーサビリティ管理のもと原料となる木材チップに加工し抄紙。その用紙を紙容器として用いることで、「セブンの森」を育て、自社製品の容器として活用するサステナブルな仕組みを作った。
 これらの容器は、「セブンの森」で伐採した木材であることを証明することで間伐材マークを取得。企業が保有する特定の森の木材であることを証明した間伐材マーク取得製品は、同製品が国内初となる見通し。
 「セブンの森」の間伐材を含む紙製容器としては、凸版印刷の紙製飲料容器『カートカン』がすでにセブン&アイのPB商品で採用されているが、凸版印刷は今回、木材の生産地トレーサビリティから間伐材マークの認証取得までトータルで管理する仕組みを開発。これにより、間伐材の一定量以上の使用を証明する生産体制を確立し、『カートカン』以外の紙製容器の製造も可能にした。凸版印刷は「今後もセブン&アイの協力を得ながら、セブンの森の間伐材を活用した紙製容器の開発を進める。またこの仕組みを他企業へも展開していく」としている。企業保有の木材やリサイクル材を活用した紙製容器全体で、2017年度に約30億円の売上高を目指す。
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/17号」より
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