日本紙パルプ商事(=JP)の連結子会社、JRS Resources(米国・カリフォルニア州)は4月、アリゾナ州のフェニックスに新たな古紙再資源化事業拠点「JRS Resources Phoenix Plant」を開設した。
西海岸と内陸部をつなぐ物流拠点でもあるフェニックス市は、近年人口増加が続いている。人口増と連動して古紙発生量の増加も予想され、「Phoenix Plant」は段ボールを中心とした古紙の調達力強化を目的に開設された。これにより、米国におけるJPグループの古紙再資源化事業拠点は、ロサンゼルスの2拠点と合わせて計3拠点となる。
JPグループは、古紙再資源化事業をグループ事業の柱の一つと位置づけ、今後も国内外で事業拡大に取り組んでいく考え。
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/23号」より