(株)ミマキエンジニアリング(池田和明社長)は、1,000万色以上のフルカラー造形を実現するUV硬化インクジェット方式3Dプリンタ「3DUJ-553」の販売を11月から開始する。3Dプリンタ市場は、北米、ヨーロッパをはじめ世界中で拡大を続け、その用途は製造業を中心に教育、建築、医療といった分野へと広がりを見せている。同社が提案する「3DUJ-553」は、これまでの2Dの高画質業務用インクジェットプリンタ開発で培ってきた技術を活かし、世界初となる1,000万色以上のフルカラー造形を実現した。造形後の色付けでは難しかった豊かな色彩表現により、立体造形のオブジェクト看板や建築模型といった最終製品用途で活用できる。造形には、UV硬化インクを使用。積層ピッチは最小22μmを実現し、ディテールまで再現できる精巧さによってさらに美しい造形を実現。また、水溶性のサポート材インクを採用することで、繊細なデザインの場合でも造形物を破損させることなく、簡単にサポート材を除去することができる。
3DUJ-553
PJ web newsより