日本製紙パピリアは、国内の需要構造が変化する中、生産効率化と競争力強化のため、原田工場(静岡県富士市)の抄紙機のうち、3号抄紙機(生産能力25t/日)を2023年3月末に、5号抄紙機(同25t/日)を24年3月末に、いずれも停機する。
原田工場では現在、5機で生産を行っており、3号抄紙機はインディア紙と超軽量コート紙を、5号抄紙機は複写用紙を主に生産している。停機後は、これらの生産品目を他の抄紙機に集約する。また、これに伴い生じる人的資源については、社内再配置のほか、日本製紙グループ各社での活用も計画している。
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/19号」より