厚生労働省イクメンプロジェクトが、認定NPO法人フローレンス、㈱ワーク・ライフバランスとともに実施した「男性育休推進企業実態調査2022」において、大王製紙は過去3年間の男性育休取得率の伸び率が143社中トップとなった。
同社の男性育休取得率は、2020年度には6.3%だったが、さまざまな育休取得推進活動に取り組んだ結果、21年度は28.9%、22年度予想(23年1月回答時点)は93.0%と、3年間で大きく伸長した。ちなみに22年度の男性育休平均取得日数は32日間だった。
【大王製紙の男性育休推進活動の一例】▽慶弔休とは別に有給休暇5日間を付与する「GOO.Nすくすく休暇」制度を導入(男性社員は慶弔休とは別に5日間の休暇取得が可能)▽育児支援制度としてベビー用紙おむつ「GOO.N」を贈呈▽エリエールが取り組む「えがおにタッチPROJECT」と協働したベビータッチング講座や父と子のふれあい写真コンテストの開催▽育休取得男性社員の経験談発信▽役員による男性社員への育休応援ビデオメッセージ発信▽管理職や育休取得者に向けた「育休取得の必要性に関する研修」の実施▽出産予定3ヵ月前から育休取得の計画、組織体制の整備
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/10号」より