レンゴーの川本洋祐代取社長兼COOが、6月21日付で国際段ボール協会(=ICCA)の会長に就任した。カナダのバンフで開催されたICCA理事会で選出されたもの。
任期は2025年までの2年となり、25年5月にはICCA加盟各国の団体・企業が一堂に会するICCAグローバルサミットが大阪で開催される予定。会期中の「2025年日本国際博覧会」(大阪・関西万博)の視察も計画されている。万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を世界のICCAメンバーと共有し、未来の段ボール産業や社会デザインについての議論につなげていく考え。
【ICCAの概要】▽正式名称:International Corrugated Case Association▽事務局:米国シカゴ▽設立:1961年(日本加盟は65年)▽目的:段ボール産業を通じて世界経済の発展に寄与することを目的に、経営管理・包装研究・技術交流・規格標準化等を中心とした活動を行う▽会員:協会加盟10団体(全国段ボール工業組合連合会、米国段ボール協会、欧州段ボール協会など)、企業加盟19企業(Tri-Wall、DS Smith、Smurfit Kappa、Georgia-Pacific、WestRock、International Paperなど)
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/24号」より