岡山製紙は、中期経営計画(2024~26年度)の初年度(24年度)進捗状況を公表した。
2024年度は、板紙製品は前年並みの販売量を確保し、美粧段ボール事業の増販効果もあって売上高は微増となったが、利益面は原料古紙価格の高止まり、運送費や労務費の上昇により減益となった。
計画に対する実績(単位100万円)は、売上高が11,522(計画11,500)、営業益1,032(同1,000)、経常益1,147(同1,100)、当期益798(同770)で、売上・利益ともに計画を達成した。25年度以降の計画は当初策定から変更はないが、今後の板紙市況を注視していく。
また設備投資は、既存設備の維持更新に加え、従業員が働く環境を整えるため更衣室建替えなどを実施した。設備投資額は7億円の計画に対し6.5億円。
25年、26年の業績計画は次の通り(単位100万円)。
25年 26年
売上高 11,600 11,700
営業利益 900 950
経常利益 1,000 1,050
当期利益 700 735
設備投資 10億円 15億円







