三菱製紙はこのほど、同社グループの「プラスチック資源循環2022年度実績」を発表した。
それによると、三菱製紙グループの2022年度プラスチック使用製品産業廃棄物等排出量は591.0tで、再資源化率は89.7%(前年度比+3.5ポイント)だった。主な取組みとしては、マテリアルリサイクル用途がない場合はサーマルリサイクルでの熱回収を積極的に活用し、また、分別強化によりリサイクル率の向上を図った。
今後については、2025年度目標として「再資源化率98.0%」を掲げており、そのための主な取組みとして、プラスチック資材のサーマルリサイクルを推進するほか、排出量については設計段階からの減量化、長寿命化などの配慮により、継続的な削減の取組みを推進していくとしている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/20号」より