中国の貿易関係官庁は、9月15日北京に於いて輸入未晒重袋用クラフトのアンチダンピングに関して事情聴取を行なう模様。中国商務部によれば、国内産業で実際に国産品が損害を受けているかについての調査に焦点を当てるとしている。同聴聞会には、海外企業、中国原告団、川下企業に加え、EU、米国、日本から政府代表団が出席する予定となっている。年初には既に中国政府は同国Fujian Qingshan Paper社より陳情を受け、EU、米国、日本から輸入の未晒重袋用クラフトにアンチダンピングの嫌疑をかけ、調査に入っていた。対象品種は主に未晒木材パルプを原料としたもので、セメント、化学品、穀物類等の袋用途とされるものとしている。
9月11日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ