南アフリカを本拠とするSappi社は、塗工中質紙と上質紙年産51万トンの生産能力を有するベルギーの同社Lanaken工場現場労働者26人と事務職1人を解雇する意向であることが分かった。今回の解雇プランは既に公表している同工場への900万ユーロの投資と関連があるとしている。同社代弁者によると、今回の解雇措置に続き、同工場では約430の専任職雇用が必要となるが、労働組合、同社全組織ともに投資計画立案段階でこの措置について知らされていたとしている。投資の一環として、同社は7号機の両面同時コーターをフィルムプレス・コーターに入れ替えることとしており、プロジェクト完了後には使用しなくなるオフラインのコーターに従事していた27人が解雇となる。
2月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ