ブラジル森林産業協会が発表した最新の統計によると、同国2月の晒ユーカリパルプ輸出量は前年同月比48%増と大きく数字を伸ばし合計129万トンとなったことが分かった。また、今年1月~2月の輸出量累計は225万トンとなって、前年同期比でも25.6%増と大幅に上向いた。一方、1月~2月の生産量累計をみると、前年同期比9.4%増の約300万トンの大台に乗ったものの、国内消費量は同18.8%減少し84万9千トンに終わった。1月~2月のユーカリパルプ輸出取引額累計は同27.6%増の約10億米ドルで、そのうち最も大きな輸出先は欧州で同26.2%増の4億2千9百万米ドルとなっている。また、中国向けは同17%増の3億5千1百万米ドル、北米向けも同32.8%増の1億5千4百万米ドルとなった。
3月31日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ