アイルランドを本拠とするSmufit Kappa社の、ドイツMulheim an der Ruhrに位置する同社再生紙工場が火災で、原料となる古紙数百ベールが焼失したことが分かった。月曜朝に火災は発生、現地消防署によれば、朝8時頃に現場への出動要請があったとしている。消防の第一団が到着した時点で、既に保管されていた古紙800ベールの約半分が炎上していたとしている。消防署関係者によれば、燃え移ることを避ける為にベールを引き離さねばならず、それに大変な人手を要したものの、結果的にそれによって類焼を食い止めたとしている。水曜朝にはMulheim市当局より、消火が完了したと公表があり、消防隊が引き上げた。Smurfit Kappa社は、出火原因や損害の規模などについてまだコメントしていない。
4月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ