米国での2015年OCC回収率が、前年から3.7%ポイント増えて92.9%の新記録を達成したことが分かった。この増加要因は、国内の古紙消費量が前年比3.5%上昇したことに加え、OCC輸出量も同10.6%増の貢献によるところが大きい。米国森林紙製品協会の報告によれば、OCCの再生利用は1990年代から安定して増加をみせており、同国の環境保護委員会によれば、その他どの都市ゴミの動向より回収率が高いとしている。2015年に再生に回った51%のOCCが新たな段ボールカートン用のコンテナーボードに使用されていることが分かった。
6月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ