技術問題で操業再開が遅延となっていたスウェーデンSodra社のVaroパルプ工場は、目標としていた大規模増産プロジェクトの改造作業がほぼ完了しており、今週にも操業を再開する見込みとなったと公表した。同社関係者によれば、既にテスト稼働に入っていることから、今週にも生産を再開して週末までにはパルプを乾燥工程へ送ることになろうとしている。同社は5月7日に同工場ラインを停機として、約40億スウェーデンクローネを投資した同工場の増産強化への改造作業の終盤まで5週間の休転を見込んでおり、その結果としてNBKPの生産能力を現在の年産42万5千トンから70万トンに引き上げる計画としていた。しかしながら、同社の説明によれば”技術的な問題”によって稼働再開が先送りされていたもの。
7月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ