ノルウェーを本拠とするNorske Skog社の、ニュージーランドKawerau紙パルプ工場に於いて、同工場長が現在の同工場の過重な送電コストでは近々倒産の危機が訪れるであろうと警鐘を鳴らしている。同工場長によれば、同国では最古の工業施設である同工場は、同国が電力コストを負担する方法が変わるならば、或いは工場を閉鎖しなければ、今年の電力コストの金額は昨年の利益の少なくとも2倍に到達してしまうとしている。同工場は、新聞用紙市場の構造的な需要減退や3年前から進行中の大量解雇などの問題にも苦慮している。
8月11日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ